本日(10/26)、西蔵王放牧場の終牧式がありました。
朝から冷たい雨が降り続く中、西蔵王は霧に包まれておりました。
本日が終牧式ということで、牛たちは定例の検査を終えたら、それぞれの飼い主のところに帰ります。
途中で下牧した牛もおり、最後は和牛(黒牛)5頭とホルスタイン12頭だけになりました。
1頭づつ体重と体高を測り、消毒を済ませます。 初めに、和牛からです。
消毒を終えた和牛は、車に乗せられますが、すんなりとは乗ってくれませんでした。
次は、ホルスタインです。牧区にいた牛たちを検査場まで追い込んできて、同じように1頭づつ体重、体高を測り、消毒を受けます。
ホルスタインも同じように車に乗り込むまで、ひと苦労でした。(やっぱり放牧場がいいのかなあ?)
時間がかかりましたが、すべての牛が車に乗りました。
5月11日の入牧式から169日間の西蔵王放牧場での生活は終わりました。
牛たちが帰っていった放牧場は、静けさを取り戻し、冬の訪れを待つばかりです。
そしてまた、来年も新しい牛たちを迎えます。