11月22日(火)に漬物講座「山形伝統の青菜漬け&おみ漬け」を開催しました。
今年も午前10時からと午後2時からの2回の開催で、参加者は抽選で決定したそれぞれ16名の方々です。
講師の先生は、すっかりおなじみになった「さとみの漬物講座企業組合理事長」で山形市の農業委員も務められている「新関さとみ先生」です。
先生からは、温暖化の影響なのか、11月中旬でも気温の高い日があるので、この講座はなるべく遅く開催してほしいとのお話があり、例年よりも1週間程度遅く開催することとなりました。
まず、青菜漬けですが、いろいろな漬け方があり、青菜を洗ってから漬けたり、1度漬けだったり、2度漬けだったりとありますが、今回はまず青菜をつけて(下漬け)から、洗うやり方を教えてもらいました。その方が、青菜を洗う時が楽なんだそうです。
先生のお話の後、青菜漬けの実演です。
受講生は、先生を囲んでメモなどを取りながら、真剣に見ていました。スマートフォンでそのやり方の写真を撮っている方もいました。
青菜漬けのポイントは、最初に入れる塩は減らさないことだそうです。青菜の茎のところは塩が入りずらいので、2度目に塩を入れても、2度目の塩はあまり効かないそうです。
次は、おみ漬けの実習です。
4人一組となって、実際におみ漬けをつくります。
青菜を洗う人、人参を切る人、大根を切る人、調味料を量る人などに分かれて、それぞれ作業に取り掛かりました。
今日は、おみ漬けの下漬けのところまでで、後は自宅に帰ってから、一晩おいて、おみ漬けをサッと洗って、本漬けをして冷蔵庫などに入れて次の日からでも、食べることができるそうです。
最後に、先生からおみ漬けづくりのポイントを教えていただくとともに、受講生からの質問にも丁寧に答えていただき、新関先生大変お疲れさまでした。
今回受講された32名の皆さん、ぜひ山形伝統の青菜漬けとおみ漬けづくりにチャレンジしてみてください。