令和4年度の手作り味噌講座を、12月15日(木)と16日(金)に開催いたしました。
今年度の手作り味噌講座は、昨年よりも参加者を20名増やして、2日間で120名の方から参加していただきました。
講師は、今回も山二醤油醸造株式会社代表取締役 新関徳次郎さんです。新関先生からは、20年以上この講座の講師をお引き受けいただいております。 (誠にありがとうございます。)m( _ _ )m
今回の手作り味噌は、「贅沢でおいしい麹たっぷり22割の味噌」となります。
22割とは、大豆1キロに対して、麹の量が2.2キロというもので、とても甘みのある味噌となるそうです。
新関先生から作り方の説明を受けた後、早速全員が作業に取り掛かります。
まずは、麹と塩をよく揉んで、袋の中で混ぜます。
次に、早朝3時から煮てきた大豆を、ビニールの袋の上から足でつぶしていきます。豆を足で踏んでいきますが、豆はまだ暖かく、足の裏にぬくもりを感じます。「美味しくなーれ、美味しくなーれ」と思いを込めて踏んでいきます。
豆がつぶれたら、塩と混ぜた麹を一緒の袋に入れて、今度はそばをこねるようにビニール袋の中から揉んでいきます。(15日に受講された方は、ここの作業が若干違っています。)
ここでも、「美味しくなーれ」と念を入れます。
最後に、桶に入れて、空気が入らないよう、手で押していきます。初めは、グーで、次はパーで押していきます。
後は、自宅に戻ってから、味噌の上に2キロの塩の重石を乗せて、段ボール箱に入れて、来年の7月中旬まで、じっーと待つこととなります。
麹たっぷりの22割味噌のため、発酵が早く進み、7月中旬には必ず箱を開けて、食べてみてくださいと説明がありました。きっとおいしく熟成した味噌となっていることでしょう。
ところで、今回も参加者の方を抽選といたしましたが、どんなやり方で抽選したのですか?とのお問い合わせがありました。
抽選方法は、申し込みを受けた方に任意の番号をつけて、番号の書いてあるカードを裏返して、無作為に選びました。 どうぞご理解をお願いいたします。