12月1日(水)・2日(木)の2日間にわたり、延べ100人の方が味噌づくり講座に参加されました。
今回は、抽選により決定した50名づつの方が、味噌づくり講座を受講しました。
講師の先生は、山二醤油醸造株式会社代表取締役の新関徳次郎先生です。
先生は、今回の味噌づくり講座のために、2日間、朝3時に起きて、大豆を煮て準備してきてくれたそうです。
昨年は、18割麹の味噌でしたが、今年は22割ということで、麹たっぷりの味噌となります。
麹が多いので、とてもおいしいそうです。(ちなみに、22割とは、大豆1キロに対して、米麹が2.2キロが入るものです。)
なので、麹が多い分発酵が早くなり、早く熟成するそうです。7月下旬に一度様子を見てくださいとの話でした。
先生からのお話の後、早速作業に入ります。
まずは、麹の入った袋に塩を入れ、よく麹と塩を混ぜ合わせます。
次はビニール袋に入った煮豆を足でつぶしていきます。まだあったかい煮豆です。
この作業は、見た目よりは結構大変で、もうづぶれたかなと思っても、まだ半分程度ですと言われて、更に踏み込んでいきます。 皆さん楽しそうに踏んでいました。
そして、今度は、塩を混ぜた麹と、つぶした煮豆、種水を入れて、桶でよーく混ぜ合わせます。
ここで、麹とつぶした煮豆を均等に混ぜ合わせるのがポイントだそうです。皆さん無心でかき混ぜていました。
ここまでやれば、あとは樽に入っている煮豆や麹の表面を押し付けて、空気を抜き、平らにします。
そして最後に、塩の入ったビニール袋を重石として、蓋をして終わりとなります。塩は味噌の表面が見えないようしっかりと覆い隠すようにします。
以上で作業は終わりとなり、受講生の皆さんは自分たちで作った味噌を段ボールに入れて、自宅に持ち帰っていきました。
来年の夏頃においしい味噌が食べられると思います。皆さん楽しみにしててください。
参加者の皆さんからのからのアンケートでは、「先生の話が大変分かりやすい」「ぜひ来年も参加したい」などの声をいただきました。
朝早くから煮豆の準備に当たられた新関先生、そして受講者の皆さん、大変お疲れ様でした。