野菜つくり講座を開催

本日、野菜つくり講座を開催いたしました。


令和3年度農業振興事業として、「野菜の夏期管理と秋野菜つくりのポイント」というテーマで、講座を開催いたしました。

講師の先生は木村正先生で、長年、県内の農業者の指導にあたられた方で、当公社でも農業サポーター養成講座などの先生をお願いしております。

先生の話では、夏場の野菜管理として、梅雨が明けるとこれから一気に暑くなり、地面が乾くので、灌水(水やり)は気温が高くならないうち(午前10時ころまで)にやること。そして、水は十分に与えること。

樹勢を長く維持するためには、下部の古い葉は躊躇なくどんどん取る。古い葉を摘み取っても、新しい葉が出てくるので、かまわないということでした。

また、秋野菜作りのポイントは、播種(はしゅ)の時期を守ることだそうです。白菜であれば、だいたいお盆過ぎの8月15日頃に、大根であれば、9月1日頃に播種をすると、どちらも10月30日頃には収穫できる時期になるとのことでした。そうしないと、秋にはだんだんと陽が短くなり、気温が下がってくるので、収穫までに成長しないということでした。

木村先生からの講話の後に質疑応答があり、様々な質問が寄せられて、それに対して先生からは丁寧にお答えをしていただきました。

最後に、山形市上下水道部浄化センターの方から、コンポスト肥料についての説明とPRがあり、参加者全員に試供品(1.5㎏)が配られました。