2月17日(金)午後1時30分から、市農業研修センターで、令和4年度農業気象講演会を開催いたしました。
昨年度はコロナの関係で中止といたしましたが、今年度は「今年の天候予測と農業について」と題して、2年ぶりに開催することができました。
講師の先生は、村山市在住で命根(いね)学校の門脇栄悦先生です。
当日は、申し込みのあった19名が参加し、先生からは農事気象予測(齋藤式)や寒試し、更には寒試しによる令和5年の山形市の予想気温などについて、パソコンを使って分かりやすくお話をしていただきました。
それによると、4月から5月にかけては、気温が上昇し晴天の日が続くものの、7月の上旬以降から気温が下がって、雨の日が続くということでした。
なので、稲の出穂期の頃に低温となるので、米農家の方は十分に気を付けて対応した方がいいとのお話でした。
そして、今年(令和5年)は、平成5年の気候と似ているそうです。
(※平成5年はラニーニャ現象による大冷夏と梅雨前線が長期間にわたって停滞したことによる日照不足となり、山形県の米の作況指数は79でした。)
門脇先生のお話では、平成5年と同じ気候になると大変になるので、個人的には、今年の気象予測が外れて欲しいと願っているとのことでした。
皆さん、今年の天候には十分気を付けてくださいね。